2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧
僕は 君の頑張ってる姿を 見るのが 好き。僕は 君の笑っている姿を 見るのが 好き。僕は 君のうつむいている姿を 見るのが 好き。僕は 君の泣いている姿を 見るのが 好き。 でも 嘘は 嫌い。 だからね、本当の事を言うよ。 君の全てが 大好きなんだ。 ⌄̈⃝み…
人からしたら 些細な事。 でも、それが 嬉しくて だから、頑張れる。 あなたが 言った。 あの子が 笑うのは、あなたの 頑張りが 伝わっているから。あなたの 踏ん張りを 知っているから。あなたの 優しさが 伝わっているから。あなたの 温もりを 覚えている…
あれから、僕は 隣のあの木と 変わらない 大きさに なった。 絢やかな葉も 沢山ある。 あの日、空から落ちてきた雛も 僕の上で 大きくなった。 晴れてる日は 翔ぶことも できる。 あの日の へんてこな動物達も 僕の側で 暮らしている。 こんな僕に 生きる喜…
僕から、沢山の雫が落ちた。 そして、僕は 兎に 言った。「僕は 君の耳は 要らないよ… 君の力を借りなくても もう…もう分かったんだ…」 兎は 静かに跳ねた。 僕の隣りの あの木のあの時の 心が やっと分かった。 何年も経ってやっと、聴こえた。 ……僕に 助けて…
僕は、産まれて初めて 誰かに 助けて欲しいと 思った。 僕の1枚の葉に 雫が 積もる。 あ…この雫。。 雛の声を聞き、 「寒いのね」と、 羊が温めに やってきた。 「寝れねぇのか」と、 ライオンが 唄いに やってきた。 「淋しいのね」と、 リスが 寄り添いに…
それから、どれくらいの時が 経っただろう… 僕は 少し背だけが伸びた。 葉は まだない。 隣りのあの木との距離も 相変わらずだ。 ある日、僕は空が気になって 目をやった。 危ない… 空から 何かが降ってくる。とっさに、僕から忘れたはずの葉が開く。間に合…
そんな僕の所に ある日 一匹の兎が 跳ねてやってきた。 「私の耳 あげましょうか?」 僕が 不思議そうな顔をすると 彼女は 言った。 「私の耳が あったら あなたの 聞きたい事が 聞けますよ」僕は 「聞きたい事なんか 何もないよ」 と、追い返した。 暫くすると…