Lucy-seven’s blog

( ˙꒳​˙ )。

想。

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昨日も、いつもみたいに
暗くなるまで、みんなで楽しく遊んだ。
みんなとバイバイした時、
君が帰りたくなさそうだったから、
僕はそっと残った。

さっきまで笑って遊んでた君が
今にも泣きそうな顔で
「もう、僕...みんなと遊べないかも
しれない」

「僕、手術するんだ...」と言った。


身体中の血の気が引いた。
どうして良いか分からず逃げたくなった。
僕は「大丈夫だから...大丈夫だから...
大丈夫だから...」と、
ずっとずっと...自分に言い聞かすように、ずっとずっと...言った。
君が逃げずにいるのに、
僕が泣いたらダメだと思って、
必死で涙を堪えた。



僕は、君を家まで送って行った。
それが僕の精一杯だった。



1人になった帰り道、僕は大声で泣いた。大切な人が居なくなるんじゃないかって
恐怖が追いかけてきた。走っても走っても、それはどこまでも追いかけてきた。
産まれて初めての、苦しみだった。




君と僕は、幼稚園からの友達。
引っ込み思案な僕。活発な君。
君に手を引かれるがままに、
遊んだおかげで僕にも色んな事が
出来るようになった。
小学校に入学してからも、
君とは何かと一緒に居た。
やな奴だなって内心思った事もあったし、喧嘩もしたけど、
やっぱり君と遊びたい僕がいた。



いつも僕の隣りに君が居た。




君のために何ができるかな。
毎日ずっと考える。

君のために何ができるかな。
君のために何ができるかな。


君が手術する前に この答えを出さなきゃいけないのに、早くしなきゃいけないのに、
僕の答えはまだ出ない。。



分かったのは、当たり前って
当たり前じゃないって事だけだ。



⌄̈⃝みい☆。.:*・゜