Lucy-seven’s blog

( ˙꒳​˙ )。

明。



高く 青く澄んだ空が
翼を広げる。
負けじと
慌てて 太陽が 顔を出す。




朝が苦手な僕なのに
今朝は、君より早く目が覚めた


横を見るといつもと同じ
君の寝顔



おはよう。



僕は君の寝顔に いつもと同じ
キスをした




何も変わらない朝。

何かが変わった朝。

何かを変えたい朝。

新しい朝が来た。



こんな事を思える幸せを
噛み締めて
2020年も、歩んでいこう。







上手くいくことを想像し、心に描く。


そうしたら、願いはきっと叶うはず。
そうしたら、何かが変わるはず。


...。



DON'T BE AFRAID👍🏼。




幸溢れる1年に しちゃいましょう。


今年もよろしくお願いします
(*・ω・)*_ _)。






⌄̈⃝みい☆。.:*・゜

賞。



12.31


今日は、1年間
頑張った自分を
誉めてあげる日。



ボクも キミも
ワタシも アナタも
よく頑張りました🥇。



ナデナデ(๑•௰•)੭(*ˊ꒳​ˋ*)






よいお年をお迎え下さい(*´罒`*)♥






⌄̈⃝みい☆。.:*・゜

④。




僕は、やっと分かったんだ。
竹筒が誰かに壊されて、お金が
なくなったって。

体中が きゅんて 痛くなった。
こんなことは、初めてだよ、僕。


僕は、ノラ猫。時間なら たっぷりある。

竹筒が、気になって 次の日 行ってみた。


悪さをする人間を見つけたら、
引っ掻いてやろうと思ってね。


そしたら、みいちゃんが バケツの
隣に座ってた。

暫くして、それに気付いた
おばぁちゃんが、隣に座った。


僕は 慌てて隠れたよ。



「みいちゃん、いいんだよ。
ありがとう」って、
おばぁちゃんは、みいちゃんの
頭を撫でてた。


そしたら、うつむいたままの
みいちゃんが
小さな声で


「…おばぁちゃん…
お金…ちゃんと…入れてない人…
いたよ…サカキ売るの…やめないの?」
って 。


そしたら、おばぁちゃんは
「みいちゃん…おばぁちゃんに、いつも
ありがとうって 言ってくれる人が
沢山いるんだよ。
お墓の近くに、
お供えするサカキがあったら、
いつでも お参り出来るでしょ?
いいんだよ、これで」


って、にっこり言った。



みいちゃんは、顔をあげて
恥ずかしそうに ニコって笑ってた。



それから、みいちゃんは、
おばぁちゃんの藁で束ねたサカキを
運ぶお手伝いをするようになったよ。


寒い冬でも、手を真っ赤にして
サカキを束ねる おばぁちゃん。


それを見る度に、僕は
体中が きゅんて 痛くなった。



あれから、大人になった みいちゃんが、
あの頃のみいちゃんに そっくりな
女の子を連れて、おばぁちゃんのお家に
たまに やってくる。


その日は、上から
たくさんの笑い声が聞こえる。



そして、帰りは必ず おばぁちゃんの
あの手を握って 2人は帰る。



僕は、今もノラ猫。
だけど、あったかい おばぁちゃんの
お家の下で産まれて良かったなって
思う。





追伸、
僕の体の色ね…
お魚の青から変わったと思うんだ。


おばぁちゃんとね、僕は
亡くなった
おじいちやんを想って
よく 星空を見てるから…
きっとね、星色になったと思うよ。



おわり





⌄̈⃝みい☆。.:*・゜

③。




おばぁちゃんは、沢山葉っぱの
付いた小さな木を パチンパチン
て、お風呂場で 切ってた。
お魚、1000匹くらいの量だったよ。


ノラ猫の僕には、何をしてるのか
二人の話しが 何なのことなのか
サッパリだった。


それが、気になって僕は、調べた。
おばぁちゃんの事。


おばぁちゃんのお家は、お寺の近く
だった。
そのお寺には お墓があってね
人間は サカキって木を
お供えするんだ。


そう、おばぁちゃんのお風呂場で
見た、お魚1000匹の木が、それ。





おばぁちゃんは、そのサカキを
バケツに入れて、お家の前に
置いて 売ってたんだ。


無人販売?とか言うみたい。


みいちゃんが持ってた壊れた竹筒は
そのサカキのお金を入れるのに使ってた
みたい。


僕が見た時には、新しい竹筒に
なってたけど。。

②。



あれは、蝉が、騒ぐ 静かな
夏の日だった。



僕は、喉がカラカラで
水を探していたんだ。


そしたらね、おばぁちゃんのお家の
お風呂場で、ちゃぷちゃぷ音が
したの。聞いたことのない
パチンパチンて 音と一緒に。


僕は、気付かれないように
水を飲もうと そぉっと
覗きこんだんだ。



そしたらね、いつもあまり話さない
みいちゃんが、壊れた竹筒を持って
おばぁちゃんに 話しかけてた。



「…ねぇ、おばぁちゃん…いいの?
…警察に…言わないの?…」



パチン…パチン…ちゃぷちゃぷ



おばぁちゃんは、またニコニコして
みいちゃんに 答えてた。



「みいちゃん、いいんだよ。
神様は、ちゃんと見てるからね」



パチンパチン…ちゃぷちゃぷ